9540a346.jpgこれまでメインで使用していたマシンでは、動画再生や高負荷のゲームを走らせた際に多くのストレスを感じており、Pentiumもいよいよ2GHz時代に突入した事もあり自作してみました。
◆まずはケースから。。。
自作を計画する際は普通PCの主だった用途から部品を決めて行くのが筋かと思われるが、私の場合以前から「フルスケルトンケース」に憧れており、これを機会にスケルトンケースだ!と意気込んでいた。
スケルトンケースはアメリカの電磁波の影響による規格により実在はしていなかったが、ここ最近の自作ブームにより日本でも販売されるようになってきた。
自作を行うに際しマザーボードからVGAカードやCPUクーラーなど代表的な部品は今やそのデザインや見た目にも気が配られており、苦労して検討した各パーツが完成と同時に見えないPCケース内に閉じ込めるのはもったいないと思っている。
しかし、自作を本格的に検討し始めてから秋葉原などでスケルトンケースに収められた完成PCを見ると「莫大な金銭と時間を費やした物なのだが結構安っぽく見える」印象を受けた。マザーボードや各パーツがどの位置からも見えるというのはマニアとってはたまらん演出なのだが、落着いて見ると「やっぱ安っぽい」という印象を受けた。中にはきらびやかなネオン管やイルミを施した物もあったがかえって品が悪くなるだけであり、フルスケルトンケースは断念する事にした。

秋葉原でいろいろとケースを見て歩いているうちに素敵な一台を発見した。
このケースはつや消し筐体で側面に透明なアクリルパネルがはめ込まれており、横から覗き込めば内部を見ることができるようになっている。
そのアクリル版も結構な厚みがありビビリもなさそうであった。また、正面パネルには2本の透明アクリル柱が埋め込まれており電源投入時には、怪しい青色に光るという物であった。サイズもフルタワーで大容量400W電源付きで、なんでもかんでもつなぎたいと思っている私にとって理想のケースであり、悩まず即購入。

◆CPUとマザーボード
自作のきっかけが上記のような状態で始まっていたので、どのCPUやマザボにするかなど考えてもいなかった。大きめな自作ショップで膨大なマザボを見ている
うちに「まずCPUから決めなめればならない事に気が付く」しかしCPUのアーキテクチャなどあまり興味は無く、ここは多分無難と思われるPentiun-4(478)で行く
事に決定し、値頃感から2.26GのBOX品を選択した。
マザーボードは「日本語マニュアル付き」という文句と、将来クロックアップを行う際にも細かな調整が可能というAopen社製のボードAX4B Pro-533に決定した。

◆ドライブ
FDDとHDD,CD-Rは新規に購入。HDDはSeeGateの40Gを見た目と値頃感で選択。HDDケースがゴムのカバーで覆われておりちょっとかっこ良かったのである。
ダメダメはCD-Rドライブである。54倍速で5000円以下の言葉に誘われ購入してはみたが、動作音が非常に大きく実使用に絶えられないと判断し構成から排除した。
DVD及びCD-RWは前機で使用していた物を色を塗り替え移植。

◆ビデオカード
前機ではフルスクリーンでの画像再生や、Quakeなどの3Dゲームでネット対戦などで参加ユーザ数が増えた場合のコマ落ちが激しかった事もあり、こだわりたい一品である。いろいろ調べたところどうもG-Force4といのが一番良いらしいので玄人志向のnVIDIA製GeForce4を搭載したビデオカードGF4MX440S-AGP64Cを導入。

◆その他
メモリはとりあえず512Mを一枚購入、OSは迷わずXPproアップグレード版を選択。
IDEケーブルもケース内の換気整流性とケース内の見た目の為にフラットタイプからメッシュタイプに変更した。

◆組み立てと起動
特に大きな苦労も無くマニュアルどうりに組み上げBIOS起動チェックでは難なく起動。OSインストール時のハードウェア認識もなんなくクリアし、記念すべき自作1号機は怪しい光を放ち稼動を開始した。

◆静音化
無事に各機能が動作するのを確認して次に取り組んだのが「静音化」である。今流行りの静音化であるが、まずは普通に組んだ状態でチェックしたところ、かなりの騒音である。ケースを開けながらどこがうるさいかの確認を行ったところ、3個装備されるケース用スケルトン80mm換気ファン、CPUクーラーファン、電源のファン、ビデオカードファンの順番で、ハードディスクの音はほとんど気になることはなく騒音の原因はファンの風切り音であることが判明。
これらファンによる騒音をどのように抑えるかが課題となった。

Webや店頭でいろいろチェックをしたところ、ケースファンは「ファンコントローラ」なる製品があり、2系統のファンの回転数をそれぞれ任意に調整する事が可能で、デフォルトでは回転数を50%程度に抑え、ケース内の温度が一定以上になれば自動的に最速で動作する機器があったのでこれを導入した。
温度監視用のサーモスタットはケース内中央に位置するCPUクーラーの吸気面に配置し、ケース内部の温度を監視対象とした。2系統あるファンコントロールは前面を吸気、背面を排気としてファンを設置しケース内の換気を行う。
基本的な使用においてはケース内温度が上昇しない程度に換気が可能で静音を保つ事が可能となった。
ベンチマークや3Dゲームなどの使用によりケース内の温度が上昇すると、ファン回転が自動的に100%になり換気される。また、制御パネルがあり現在のケース内温度と限界設定温度をLEDで段階的に表示する。
電源ファンは多少危険かなと思いながらもORIX製の80mm静音タイプに交換し、風向きを吸気から排気に変更した。
CPUクーラーはメーカ純正品からCoolerMaster製の銅製ヒートパイプ付きの静音タイプIHC-H71に変更。これで十分な換気と静音性が確保できるようになった。
仕上げは東急ハンズにて購入した建築用の集音材を筐体の内側に張り、静音化は一段落とする。現在では、ビデオカードの30mmファンが最もうるさい。

◆光り物
以前の章で光り物は下品と書いたが、中が見えるケースには照明が必要であり豆電球という訳にも行かずケース前面のイルミ色に合わせブルーの蛍光管とイスラエル製の「発行するケーブル」を購入し設置した。今回使用したケースに附属するファンはもともとスケルトンでこのファンの外周に光るケーブルを巻きつけ、照明とし、ケース正面にトグルスイッチを設置してON/OFFを可能とした。これにより無駄な発熱をさらに抑える事が可能になった。さらに、正面パネルのPowerLEDとHDDアクセスLEDを透明ベースのLEDに変更。
また、今回購入したAopneのマザーボードにはDr.LEDというオプション製品がある。このDr.LEDはBIOS起動時の工程をLEDの点灯により確認できる一種の診断ツールであるがこれも導入した。しかしこれらのLEDが点灯するのはBIOS起動時だけなので光って見えるのは起動時のほんの一瞬のみである。(T_T)