f6128a55.jpg教科書ばかりでなく、たまには文庫本も読んでみるかぁ。
「いくら正確に目押しができても、ビッグボーナスを揃えることはできないんですけどね」
から始まるこの小説。

そういえば漏れにもこんな時期があったな。。。
パチスロ専門誌に「攻略情報売ります」との広告を掲載する「トリプルセブン」。広告を見て電話をしてくる「パチスロ依存症者」と主人公「東」との「ありえないやり取り」から始まるこの小説。前半は割とダラダラ「情報屋」と「顧客」のやり取りから始まるのだが、実はこの前半に書かれる客観的なやり取りが、いわゆる「仕込」となり、後半にかけて重要になってくる。中盤の、業界を巻き込んだ「裏話」的な話から、だんだんと話は加速して行く。不良と企業の癒着、関係者の始末、最後の「超スピード感」は、降りる駅を通過してしまう程である。

今後の作者の活躍に期待。